難問金型に挑戦
スタッフ紹介:磯前 保広
お客様と『同じ目線』で、ともに成長するものづくりを。
私どもの考えは、お客様とともに考え、協力し、技術やノウハウを出し合いながら
「さらに、高次元のものづくり」
を実現出来るよう、努めております。
本当なら、受注案件に対して、それをそのままトレースし、提供することのほうが簡単なのですが、私どもはお客様とともに意見を出し合い、極限まで妥協しない製品を作り上げることを実践しております。
それにより、弊社(スタッフ)はもちろん、お客様にも新しい技術やノウハウが蓄積されることになり、さらにお互いを進化させることになると信じているからです。
そのためか、どうやら弊社には「海外はもちろんのこと、他社ではお断りされた案件」のご相談を頂くことが多いです。そこで、通常ならリスクを考えてやはりお断りするのが会社としては正解なのかもしれませんが、私どもはそこでもうひとつの考えを抱くのです。それは、
「だけど、お客様は困っているのだから・・・」
妥協せずクオリティを求めるお客様と、頑固だけど技術の向上にどん欲な弊社スタッフとの恊働により、難問金型・加工製品が毎日出来上がっているのだと思います。
お客様は「パートナー」弊社は「よろず相談所」でありたい。
やはり、良い仕事というのは、私どもの「チャレンジ精神」だけではダメで、それを認めてくれる、連携出来るお客様がいてこそ、出来るものだと思っております。
お互いの想いや考えをさらけ出し、相談しながら成功に結びつける・・・。
そういう関係というところが、重要だと思っております。
私どもは、そんなパートナーとしてのお客様の「よろず相談所」でありたい、と、思っております。
どんな難問でも、まずは「検討します」。
得意分野を、信念を、広く理解していただくために・・・。
弊社では、自動車の熱交換器やモーターのパーツなどで超精密金型〜組立加工を実現しました。
現在でも世界中でその製品は使われていますが、今後はより広く、たくさんのメーカー様に理解、満足を頂くために活動をしていこうと考えております。
「熱交換器のパーツなら、三和に。」
「モーターのパーツなら、三和に。」
と、言って頂けるような展開を目指しております。
三和では、「人材」は、「人財」です。 〜 ブラザー制度による新人教育 〜
私どもは、「人材」は「かけがえのない財産」と考えております。
弊社では2009年より、「ブラザー制度(親子の教育)」を始めました。新人のスタッフにベテランをつけ、何から何まで、全ての教育を行っております。
「新人のミスは、全てベテランの先輩のせい」
「新人の仕事への理解が遅いときは、全てベテランの先輩のせい」
として、親身になって新人を大切に「育てる」ことに重点を置き、資格試験なども積極的に推奨しております。
現在では、新人のスタッフはすぐに「ものづくり」の面白さに夢中になっているようですし、ベテランの先輩も自ら培ってきたノウハウを若者に伝えることに充実感を感じているようです。
こうして、若い世代にも「三和の技術と、チャレンジする精神」が受け継がれております。スタッフ全員で「ものづくり」に対するベクトルを常に共有しているのです。